ディスバイオシス
dysbiosis
Definition
腸内細菌のバランスが大きく崩れた状態のこと。善玉菌が減り悪玉菌が優勢になるなど、多様性が失われた状態をさす。
この項目のポイント
- ディスバイオシスは腸内細菌のバランスが大きく崩れた状態をさす言葉
- 菌の多様性が失われ、悪玉菌が優勢になった状態と説明されることが多い
- 食事の乱れやストレス、抗生物質の使用などが関わると考えられている
ディスバイオシスとは
ディスバイオシスとは、犬や猫の腸内細菌のバランスが大きく崩れた状態のことをさす言葉です。善玉菌が減って悪玉菌が優勢になったり、すみつく菌の種類が減って多様性が失われたりした状態を説明するときに使われます。
健やかな腸内環境では、多様な菌がバランスよく共存しているとされます。これに対してディスバイオシスは、そのバランスと多様性がくずれた状態と考えられています。
何がきっかけになるのか
ディスバイオシスには、食事の急な変化やかたより、ストレス、病気、抗生物質の使用など、さまざまな要因が関わると考えられています。犬や猫でも、こうした腸内細菌のバランスの乱れが研究の対象になっています。
気づくための手がかり
ディスバイオシスそのものは見た目ではわかりませんが、腸内フローラの状態は便のかたさやニオイの変化として現れることがあると考えられています。気になる変化が続くときは、自己判断で対処せず動物病院に相談することが大切とされています。
本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。
FAQよくある質問
ディスバイオシスは病気ですか?
病名そのものではなく、腸内細菌のバランスが崩れた状態をさす言葉として使われます。体調の心配があるときは自己判断せず獣医師に相談してください。
犬や猫でもディスバイオシスは起こりますか?
犬や猫でも腸内細菌のバランスの乱れは報告されており、研究が進められています。
ディスバイオシスはどうやって整えますか?
食事や生活環境の見直しが関わると考えられていますが、対応は状態によって異なります。まずは獣医師に相談するのが安心です。