腸活・ケア

腸もみ(おなかマッサージ)

gut massage

Definition

犬猫のおなかを優しくなでたりさすったりするケアの通称。リラックスにつながるとされるが、医学的な治療効果が確立した行為ではない。

この項目のポイント

  • 腸もみはおなかを優しくなでたりさすったりするケアの通称
  • リラックスや飼い主とのふれあいの時間として語られることが多い
  • おなかが張って痛がる、嘔吐があるときは行わず動物病院へ

腸もみとは

腸もみ(おなかマッサージ)とは、犬や猫のおなかを優しくなでたりさすったりするケアの通称です。決まった技法があるわけではなく、飼い主が愛犬・愛猫とのふれあいの時間として取り入れていることが多い行為を指します。

「腸を動かす」「腸内環境を整える」といった説明を見かけることもありますが、これらの効果が医学的に確立しているわけではありません。あくまで、うちの子が落ち着ける時間のひとつとして考えるのが実態に合っています。

期待されることと、期待しすぎないこと

穏やかになでられることでリラックスにつながる、という点は多くの飼い主が経験的に語っています。ストレスと腸の関わりを踏まえれば、落ち着ける時間を持つこと自体が腸活の一部と考えることもできます。

一方で、便秘や下痢を治す、腸内フローラを改善するといった治療的な効果は確認されていません。便の様子が気になるときにまず必要なのは、マッサージではなく便チェックと、続くようであれば受診です。

触るときの基本

決まったやり方はありませんが、次のような点が一般的に紹介されています。

  • くつろいでいるタイミングで、いやがらない範囲で行う
  • 強く押したりもんだりせず、手のひらで優しくなでる程度にとどめる
  • 食後すぐは避け、落ち着いてから行う
  • いやがる素振りを見せたらすぐにやめる

猫は特に触られることを好まない場合が多く、無理に続けないことが大切です。

触ってはいけないサイン

次のような様子があるときは、腸もみを行わず、すぐに動物病院に相談してください。

  • おなかが張って硬い、いつもより大きい
  • おなかを触ると痛がる、うなる、逃げようとする
  • 吐く、ぐったりしている、食欲がない

とくに大型犬でおなかが急に張るような様子は、緊急性の高い状態のこともあります。自己判断でおなかを触ったりもんだりせず、様子がおかしいと感じたらすぐに受診することが優先です。

本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。

FAQよくある質問

犬や猫の腸もみをすると便秘が治りますか?

治療効果が確立した行為ではありません。落ち着く時間として取り入れられることはありますが、便秘が続くときはマッサージで様子を見ず、動物病院に相談してください。

犬や猫のどこをどう触ればいいですか?

決まったやり方はなく、リラックスしているときにおなかを優しくなでる程度が一般的に紹介されます。強く押したりもんだりする必要はないとされます。

犬猫にやってはいけないときはありますか?

おなかが張って硬い、触ると痛がる、吐く、ぐったりしているときは触らず、すぐに動物病院を受診してください。

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