腸のしくみ

腸管免疫

gut immunity

Definition

腸の壁に備わった、体を守るしくみのこと。体全体の免疫細胞の多くが腸に集まっているとされ、腸内細菌とも深く関わる。

この項目のポイント

  • 腸管免疫は腸の壁に備わった体を守るしくみのこと
  • 体全体の免疫細胞の多くが腸に集まっているとされる
  • 腸内細菌のバランスが腸管免疫の働きに関わると考えられている

腸管免疫とは

腸管免疫とは、犬や猫の腸の壁に備わった、体を守るしくみのことです。腸は食べ物といっしょに外の世界から多くの物質が入ってくる場所であるため、体全体の免疫細胞の多くがこの腸に集まっているとされています。

そのため腸は、栄養を吸収する消化の場であると同時に、体を守る最前線としての役割も担っていると考えられています。

腸内細菌との関わり

腸管免疫は、腸にすむ腸内フローラと深く関わるとされ、研究が進められています。善玉菌が作る短鎖脂肪酸が、腸の壁を守るしくみに関わるという報告もあります。

一方で、腸のバリア機能が低下すると考えられるリーキーガットのような状態は、腸管免疫との関連という観点からも注目されています。

毎日のケアという視点

腸管免疫のしくみは複雑で、特定の食品や習慣が免疫を高めると断定できるものではありません。ただ、腸内環境を穏やかに整える毎日の積み重ねが土台になると考えられています。

本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。

FAQよくある質問

なぜ腸に免疫が集まっているのですか?

腸は食べ物とともに外から多くの物質が入ってくる場所のため、体を守るしくみが発達していると考えられています。

腸活は免疫と関係がありますか?

腸内環境と腸管免疫の関わりは研究が進められている領域です。ただし特定の食品が免疫を高めると断定はできません。

犬や猫でも腸管免疫は大切ですか?

犬や猫でも腸は体を守るしくみの重要な場所とされ、研究が続けられています。