腸活・ケア

シニア期の腸

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Definition

加齢にともなって犬や猫の腸に起きるとされる変化のこと。消化する力、菌の種類の多さ、水分のとり方が少しずつ変わっていくと考えられている。

この項目のポイント

  • シニア期の腸は、消化する力・菌の種類の多さ・水分のとり方が少しずつ変わるとされる
  • 変化はゆっくり進むため、日々の便や飲水量を記録しておくと気づきやすい
  • 年齢そのものより、その子の便と食べ方の変化のほうが手がかりになる

シニア期の腸とは

シニア期の腸とは、加齢にともなって犬や猫の腸に起きるとされる変化のことです。病気の名前ではなく、消化管のはたらきや腸内の菌のバランスが、時間をかけて少しずつ移り変わっていくことを指します。

変化は一日で起きるものではありません。ゆっくり進むぶん、飼い主が気づきにくいという特徴があります。

加齢で変わるとされること

シニア期に起きやすいとされるのは、大きく3つです。

ひとつは消化する力です。食べたものを分解し吸収するはたらきが、若い頃より落ちていくとされます。同じ量を食べていても、腸に届く負担の感じ方が変わることがあります。

ふたつめは菌の多様性です。腸に棲む菌の種類の多さは加齢とともに変化するとされ、乱れたときに元へ戻る力である回復力にも関わると考えられています。

みっつめは水分です。飲む量が自然に減ったり、食べる量が減ってフードから入る水分も一緒に減ったりすることがあります。便が硬くなる背景になりやすい部分です。

シニア期に見ておきたいこと

年齢という数字よりも、その子自身の変化のほうが手がかりになります。便チェックを習慣にしておくと、かたさや回数の移り変わりに早く気づけます。飲水量と体重も、あわせて記録しておきたい項目です。

腸活としてできることは、新しいものを足すことよりも、いまできていることを保つことに寄ります。急な変更を避け、変化を小さく刻むほうがシニア期には向くとされています。

本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。

FAQよくある質問

犬や猫は何歳からシニア期と考えればいいですか?

一般には小型犬や猫で7歳前後、大型犬ではより早い時期からと紹介されますが、体格や個体差が大きく年齢だけでは決まりません。ふだんの便や食べる量の変化のほうが実際的な手がかりになります。

犬猫はシニアになると便秘しやすくなるのですか?

加齢にともない腸の動きや水分のとり方が変わるとされ、便が硬くなりやすい子もいます。ただし出にくい状態が続く場合は加齢以外の原因もあるため、獣医師にご相談ください。

犬猫のシニア用フードに切り替えたほうがいいですか?

年齢を理由に必ず切り替えなければならないものではありません。いまの体重や便の状態が安定しているなら急ぐ必要はなく、切り替える場合も時間をかけて進めるほうが負担が少ないとされています。

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