食材・ごはん

ブルーベリー

blueberry

Definition

アントシアニンなどのポリフェノールと水溶性食物繊維を含む果物で、犬のおやつやトッピングとして少量与えられることがある食材。猫にとっては必須ではなく、与えるとしてもごく少量にとどめるとされる。

この項目のポイント

  • ブルーベリーはアントシアニンなどのポリフェノールと水溶性食物繊維を含む果物とされる
  • 皮ごと丸のみできる小ささで、種を取り除く手間がいらない果物として犬のおやつに使われる
  • ぶどうのような中毒の報告は知られていないが、果物である以上、量の管理は必要とされる
  • 猫は甘みを感じないとされ、必須の食材ではない。与えるとしてもごく少量にとどめる

ブルーベリーとは

ブルーベリーは、小粒で皮ごと食べられる果物です。りんごやバナナと違って種や芯を取りのぞく手間がなく、小さく切る必要もないことから、犬のおやつやトッピングに手軽に使いやすい果物として名前が挙がります。

ぶどうのように犬で腎障害が報告されている果物とは異なり、ブルーベリーで同じような中毒の報告は知られていません。ただし中毒の心配がないことと、量を気にしなくてよいことは別の話です。

腸との関わり

ブルーベリーには、水溶性食物繊維と、アントシアニンをはじめとするポリフェノールが含まれるとされています。水溶性食物繊維はりんごバナナと同じく、腸内細菌のエサになりうる成分です。

ポリフェノールについては、体の中でどう働くのかまだ研究が進められている段階で、食べればすぐに効果が出るというようなものではありません。ブルーベリーを与える理由は、あくまで少量のおやつとして楽しめる果物である、という位置づけにとどめておくのが実態に合っています。

犬と猫で意味が違う

犬は甘みを感じる動物で、小粒のブルーベリーをぽりぽりと喜んで食べる子がいます。転がりやすく拾いやすい大きさなので、トレーニングのごほうびに使う飼い主も見かけます。

一方、猫は甘みを感じないとされ、肉食に寄った動物なのでブルーベリーから得たい栄養は特にありません。興味を示す子もいますが、それは甘さに惹かれているわけではないとされています。猫の腸のために何か足したいときは、果物より先に水分や食事全体を見直すほうが理にかなっています。

冷凍と生、与えるときの基本

ブルーベリーは冷凍のまま売られていることも多い果物です。夏場のひんやりしたおやつとして、冷凍のまま与える飼い主もいますが、硬さが増すぶん丸のみや歯への負担が気になる子もいます。

体の小さい子や早食いの子には、室温に少し置いて解凍するか、フォークの背でつぶしてから与えると安心です。味は何も足さず、そのままの状態で与えてください。

量は、おやつやトッピング全体で1日に必要なカロリーの1割以内が目安としてよく紹介されています。小粒なので与えすぎに気づきにくい面もあるため、数粒を目安に、便チェックで様子を見ながら続けるかどうかを決めてください。

本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。

FAQよくある質問

犬にブルーベリーを与えても大丈夫ですか?

ぶどうのような中毒の報告は知られておらず、生のまま少量であれば与えられる果物とされています。小粒で丸のみしやすいため、体の小さい子には半分につぶすかすりつぶしてから与えると安心です。初めては数粒から様子を見てください。

猫にブルーベリーを与えてもいいですか?

猫は甘みを感じないとされ、肉食に寄った動物なのでブルーベリーから得たい栄養は特にありません。興味を示した子にひと粒ごく少量なら問題は起きにくいとされていますが、積極的に与える理由のない食材と考えたほうが実態に合っています。

冷凍ブルーベリーはそのまま与えていいですか?

冷凍のまま与えると硬さが増し、丸のみや歯への負担が心配な子もいます。与える場合は室温に少し置いて解凍するか、小さくつぶしてから与えるほうが安心とされています。量は生のときと同じ考え方で少量にとどめてください。

毎日与えてもいいですか?量の目安は?

おやつやトッピング全体で1日に必要なカロリーの1割以内におさめる、という考え方が広く紹介されています。ブルーベリーは小粒なので数粒でも与えすぎになりにくい一方、毎日の習慣にする根拠もありません。ときどきのごほうびとして、便の様子を見ながら与える程度が現実的です。

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