食材・ごはん

ドライフード

dry food

Definition

水分をおよそ1割程度まで減らして作られた粒状の犬猫用フード。保存が利き価格も抑えやすいため、日本の犬猫の主食として最も広く使われている形式とされる。

この項目のポイント

  • ドライフードは水分を1割程度まで減らした粒状の犬猫用フード
  • 保存性が高く価格も抑えやすいため主食として広く使われている
  • 歯石予防への効果は限定的とされ、粒の大きさや噛み方に左右される

ドライフードとは

ドライフードとは、水分をおよそ1割程度まで減らして作られた、粒状の犬猫用フードです。原材料を混ぜて加熱・成形し、乾燥させて作られます。保存が利き、価格も抑えやすいことから、日本で飼われている犬猫の主食として最も広く使われている形式とされています。

総合栄養食として表示された製品であれば、水と組み合わせるだけで必要な栄養がとれるように設計されています。

ウェットフードとの違い

ウェットフードとの最大の違いは水分量です。ドライフードの水分が1割程度であるのに対し、ウェットフードは7割から8割程度とされます。同じ量を食べても、食事から体に入る水分量が大きく変わります。

猫は自分から水を飲む量が少なめになりやすいといわれ、水分補給の観点からドライフード中心の食生活を見直す飼い主も少なくありません。ドライフードを主食にする場合は、新鮮な水をいつでも飲める環境を整えることが基本とされています。

歯石予防についてのよくある誤解

「ドライフードなら歯石がつきにくい」というイメージを持たれがちですが、これは半分だけ正しいとされています。粒を噛み砕く動作が歯の表面をこすり、歯垢(プラーク)がたまるのをある程度抑えるとされる一方、効果は粒の大きさや形、噛み方に左右されます。丸呑みしてしまう子や、噛まずに飲み込みやすい小粒のフードでは、期待したほどの効果が出ないという指摘もあります。

歯石や歯垢の対策は、フードの形式だけに頼らず、歯みがきなど別のケアと組み合わせて考えるのが基本とされています。

保存性とコストの面

ドライフードは水分が少ないぶん傷みにくく、開封後も常温で一定期間保存できます。置き餌にも向いており、留守番の時間が長い家庭でも使いやすい形式です。ウェットフードに比べて重量あたりの価格を抑えやすいことも、主食として選ばれやすい理由のひとつとされています。

切り替えるときの注意

フードを変えるときは、新しいドライフードであっても、これまでのフードに少しずつ混ぜながら移していくのが基本とされています。フードの切り替えの手順にならい、1週間から2週間ほどかけて比率を変えていくと、便の乱れを起こしにくいとされています。

加工の温度帯によってフードの中の栄養素の性質が変わるという考え方もあり、気になる場合は低温製法も合わせて確認しておくとよいでしょう。

本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。

FAQよくある質問

犬猫のドライフードとウェットフードは何が違いますか?

いちばん大きな違いは水分量です。ドライフードの水分は1割程度、ウェットフードは7割から8割程度とされます。総合栄養食であればどちらも主食として使えますが、食事から入る水分量、保存の利きやすさ、価格の面で違いがあります。

犬や猫がドライフードを食べていれば歯石はつきませんか?

粒を噛み砕く動作が歯の表面をこする効果はあるとされていますが、歯石予防の効果は限定的で、丸呑みしてしまう子にはあまり期待できないという指摘もあります。歯みがきなど別のケアと合わせて考えるのが基本とされています。

犬や猫はドライフードだけで水分が足りますか?

ドライフードだけでは食事から入る水分が少なくなりやすいため、新鮮な水をいつでも飲める環境を整えることが基本とされています。飲水量が少ないと感じる場合は、ウェットフードを混ぜるなどの工夫が紹介されています。

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