食材・ごはん

ウェットフード

wet food

Definition

水分を多く含んだ缶詰やパウチ形式の犬猫用フード。食事から水分を摂る量が増えるため、水を飲む量が少なめの子の工夫として取り上げられることが多い。

この項目のポイント

  • ウェットフードは水分を多く含む缶詰やパウチ形式の犬猫用フード
  • 食事から入る水分が増えるため、水を飲む量が少なめの子の工夫として使われる
  • 香りが立ちやすく食いつきの面で使われることもあるが、開封後は日持ちしない

ウェットフードとは

ウェットフードとは、缶詰やパウチ、トレーなどの形で売られている、水分を多く含んだ犬猫用のフードです。一般にドライフードの水分が1割程度であるのに対し、ウェットフードは7割から8割程度とされます。

同じ重さを食べたときに体へ入る水分の量が違うため、水分補給の話題では必ずと言ってよいほど登場します。とくに猫は自分から水を飲む量が少なめになりやすいとされ、食事の側から水分の入り口を増やす方法として紹介されます。

腸活での位置づけ

水分は便のかたさや腸の動きに関わるとされ、腸活・ケアの土台の一つと考えられています。ウェットフードは、その土台を食事の形で支える選択肢という位置づけになります。

菌そのものを足すものではないため、便チェックで便が硬めに出ている子や、飲水量が少ないと感じる子で話題になりやすい食材です。逆に、もともと便がゆるい子の場合は水分だけを増やしても方向が合わないことがあるため、いまの状態を見てから考えるのが順番とされています。

香りが立ちやすいのも特徴で、だしとうま味と同じく、食欲が落ちたときのきっかけとして使われることがあります。

使うときに知っておきたいこと

開封後は日持ちしません。 水分が多いぶん傷みやすく、常温で長く置くのには向きません。残った分は冷蔵し、早めに使い切るのが基本とされています。置き餌の形にはあまり向かない食事だと考えておくとよいでしょう。

歯や口の中の環境は別に考えます。 猫では、ドライフードとウェットフードで口腔内細菌叢の構成が変わるという報告があります。どちらが良い悪いという話ではなく、食べ方が口の環境に関わるという視点です。歯みがきなどのケアは、フードの形にかかわらず別途必要とされています。

切り替えは急がないこと。 これまでドライフードだった子に急にウェットフードへ変えると、一時的に便がゆるくなることがあります。フードの切り替えと同じく、1週間から2週間かけて少しずつ混ぜていく方法が紹介されています。

本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。

FAQよくある質問

犬猫のウェットフードとドライフードは何が違いますか?

いちばん大きな違いは水分量です。一般にドライフードの水分は1割程度、ウェットフードは7割から8割程度とされます。同じ量を食べても、食事から入る水分の量が変わります。栄養面はどちらが上ということではなく、総合栄養食であれば主食として使えます。

犬や猫はウェットフードだけで育てても大丈夫ですか?

総合栄養食と表示された製品であれば、主食として使えるものとされています。ただし費用や保存の手間、歯や口の中のケアといった別の観点も出てきます。切り替えを考えるときは、いまの体格や食べ方を含めて獣医師に相談してください。

犬猫のドライフードにお湯をかけるのでも同じですか?

水分を足すという点では近い工夫です。香りも立ちやすくなります。ただし熱いまま与えない、ふやかしたものは置きっぱなしにしないなど、傷みやすさへの注意はウェットフードと同じように必要です。

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