毛玉(猫の)
hairball
Definition
猫が毛づくろいで飲み込んだ毛が胃の中でまとまったもの。犬でも起こることはあるが、猫でとくに話題になりやすいとされる。
この項目のポイント
- 毛玉は猫が毛づくろいで飲み込んだ毛が胃の中でまとまったもの。犬でも起こりうるが猫での話題が多い
- 吐き出す、あるいは便として出るのがよくある経過だが、頻度や量が急に変わるときは注意が必要
- 食物繊維や水分の摂り方が対策として語られるが、食事だけで解決すると決まっているわけではない
毛玉とは
猫の毛玉(ヘアボール)とは、猫が体をなめて毛づくろいをする際に飲み込んだ毛が、胃の中でまとまったものです。犬にも同じ現象は起こり得ますが、猫は毛づくろいの頻度が高く、被毛の構造もあって、毛玉が話題になりやすい動物とされています。
飲み込まれた毛の多くはそのまま便に混じって出ていきますが、胃の中に残った分がまとまり、吐き出されることがあります。吐き出す様子そのものは、猫にとって珍しい行動ではないとされています。
なぜできるのか
猫の毛づくろいは1日に何度も行われ、そのたびに舌についた小さな棒状の突起(糸状乳頭)が毛をとらえて飲み込ませます。抜け毛が多い季節や、長毛種、毛づくろいの回数が多い猫では、毛玉ができやすいと語られることがあります。
胃の中で毛がまとまりやすいかどうかは、消化管の動きや食べているものの状態とも関係すると考えられています。
食事でできること
毛玉対策として語られることが多いのは、不溶性食物繊維を含むフードやおやつです。不溶性食物繊維は便のかさを増やす働きがあるとされ、飲み込んだ毛を便として出しやすくする考え方で作られています。
あわせて、水分補給も対策の一部として挙げられることがあります。水分が足りていると、腸の中の内容物が動きやすくなるとされています。
ただし、毛玉ができる量や吐く頻度には個体差が大きく、フードを変えるだけで必ず解決すると決まっているわけではありません。ブラッシングで抜け毛そのものを減らすことも、あわせて語られる対策の一つです。
フードを切り替えるときは、フードの切り替え方のとおり少しずつ進め、便の状態を見ながら調整するのが基本です。
気をつけたいサイン
次のような様子があるときは、毛玉が胃や腸につまっている可能性も考えられるため、動物病院への相談が勧められます。
- 何度も吐こうとするのに、毛玉が出てこない
- 食欲がない、元気がない状態が続く
- お腹が張っている、触ると痛がる
- 便が出ない、いつもより少ない
本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。
FAQよくある質問
猫の毛玉は食事で減らせますか?
不溶性食物繊維を工夫したフードが選択肢の一つとして語られていますが、毛玉の量には個体差やブラッシングの頻度も関わるとされ、食事だけで解決すると決まっているわけではありません。頻繁に吐く、吐けずに苦しそうなときは動物病院に相談してください。
猫が毛玉を吐くのは普通のことですか?
猫が毛づくろいの中で毛を飲み込むのはごく普通の行動で、時々毛玉として吐き出すこと自体も珍しくないとされています。ただし、繰り返し吐く、吐こうとしても出ない、食欲がないといった様子があるときは、腸に毛玉がたまっている可能性も考えられるため、早めの受診が勧められます。
毛玉対策のフードやおやつはどう選べばいいですか?
不溶性食物繊維を増やし、飲み込んだ毛を便として出しやすくする考え方の製品が多いとされます。ただし猫ごとに合う量は異なるため、切り替えるときは少しずつ与えて便の様子を見ながら進めるのが基本です。
記事で触れた製品について
この記事で挙げた条件に当てはまる製品のうち、編集部で取り扱いのあるものをLINEでご案内しています。価格やお届けについてもそちらでご確認いただけます。
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